Instagramで多くの人に見てもらうには、ハッシュタグの選び方がとても大切です。でも、毎回どんなタグを使うか考えるのは面倒だし、流行はすぐ変わるので「このタグ、もう古いかも…?」と不安になることもありますよね。そこで、AI(人工知能)を使って最新のトレンドハッシュタグを自動取得し、毎回の投稿が伸びやすくなる方法を、さらに詳しく、かつ高校生でもわかるように簡単に解説します。
ハッシュタグって何?なぜ大事なの?
ハッシュタグは「#」のあとに続く言葉で、Instagramではこのタグに関連する投稿をまとめて見られます。たとえば「#カフェ巡り」のタグをタップすると、同じタグを使った写真や動画が一覧表示されます。投稿に人気のあるタグをつけると、自分のアカウントを知らない人があなたの投稿を見つけやすくなり、フォロワー増加や「いいね!」アップにつながります。
ただし、タグの人気度が高すぎると投稿がすぐ埋もれてしまうし、人気度が低すぎるとそもそも人が検索しません。だからこそ、「適度に人気があって、かつ投稿数がそれほど多すぎないタグ」を選ぶことが重要なのです。
手順1:AIツールを選んで準備しよう
まずはAIにハッシュタグを提案してもらうためのツールを選びます。おすすめは次の3つです。
- ChatGPT(OpenAI)
テキストで質問すると、関連するハッシュタグをリストで教えてくれます。無料プランでも十分使えます。 - All Hashtag(オールハッシュタグ)
キーワードを入力すると、人気順やランダム順でタグを生成してくれるウェブサービスです。英語向けですが日本語タグも扱えます。 - Keyword Tool
「Instagramハッシュタグジェネレーター」という機能で、キーワードに関連するタグを自動でリスト化。トレンド度や投稿数の目安も表示されます。
これらの中から使いやすいものを選び、ログインやアカウント登録(必要な場合)を済ませておきましょう。
手順2:投稿テーマに合うキーワードを考える
AIにタグを提案してもらう前に、「自分の投稿がどんな内容か」を言葉でまとめる必要があります。具体的には投稿テーマや伝えたいことをキーワードにします。
- 例1:「夏休みの自由研究で海の生き物を調べた」
- 例2:「友達と遊んだおしゃれカフェの写真」
- 例3:「自作イラストを簡単な手順で描く方法」
このように、自分の投稿内容を短いフレーズにまとめておきましょう。キーワードは複数あるとAIがより幅広いタグを提案してくれます。
手順3:AIにトレンドタグを自動生成させる
では、実際にAIにハッシュタグを聞いてみましょう。ChatGPTを使う場合の具体例です。
- プロンプト(AIへの指示文)を用意します。
たとえば:yamlコードをコピーする2025年4月現在のInstagramで「夏休み 自由研究」に関連する人気ハッシュタグを10個教えてください。投稿数が10万件~50万件くらいのものを中心にお願いします。
- 上記プロンプトをChatGPTに入力すると、数秒でタグリストが返ってきます。
- AIが返したタグ例は次のようになります。
- #夏休み自由研究
- #海の生き物観察
- #小学生研究
- #自由研究アイデア
- #親子で学ぼう
- #子どもとお出かけ
- #理科実験
- #自然観察
- #夏の思い出
- #研究記録
AIは投稿数やトレンド度を加味して教えてくれるので、取りこぼしがありません。
手順4:タグを選ぶときのポイント
AIが教えてくれたタグの中から、実際に使うものを選ぶ際には次のポイントに注意しましょう。
- 投稿数のバランス
- 超人気タグ(投稿数100万件以上)は避ける
- 投稿数10万~50万件程度で、ほどよく人が見ているタグを選ぶ
- 具体性を持たせる
- 「#自由研究」→広すぎるので「#夏休み自由研究2025」「#海の生き物観察記録」のように具体的にする
- 年号や場所(「#東京散歩」「#沖縄ダイビング」)を入れるとターゲットが絞りやすい
- オリジナルタグもプラス
- 自分のブランド名やニックネームを入れた「#Yumiの研究ノート」などを混ぜると、リピーターが集まりやすい
- タグの数は15~20個まで
- Instagramでは最大30個つけられますが、15~20個が効果的と言われています
- あまり多すぎるとスパムっぽく見えるので、ほどほどに
以上をふまえ、AIが提案したタグから8~12個を厳選し、自分のオリジナルタグを2~3個足すとバランスの良いタグセットになります。
手順5:キャプションへの組み込み方
選んだハッシュタグはキャプションの最後に入れます。見やすい配置にするコツは次の通りです。
- キャプション本文を書き終わったら、改行を2~3行入れる。
- 改行のあとにタグをまとめて貼り付ける。
- タグがごちゃごちゃしないよう、スペースか絵文字で区切る。
例:「#夏休み自由研究 #海の生き物観察 #Yumiの研究ノート」 - コメント欄にタグを入れてもOK。コメント欄に書くと本文がスッキリ見えます。
こうすると、読み手にとって本文が読みやすくなり、タグも正しく機能します。
手順6:投稿後の結果を分析&AIで再提案
ハッシュタグを付けて投稿したら、1週間程度たってから成果を確認しましょう。Instagramの「インサイト」機能で次のポイントをチェックします。
- リーチ数:何人に投稿が表示されたか
- インプレッション数:何回表示されたか
- 保存数:「保存」ボタンを押した人の数
- コメント数:コミュニケーションがどれだけあったか
- フォロワー増減:投稿をきっかけに増えたフォロワー数
これらのデータをAIに入力して、次のように聞いてみましょう。
bashコードをコピーする以下のインサイト結果をもとに、次回使うと効果が出やすいハッシュタグを10個提案してください。リーチが特に伸びたタグは何か、保存数が多かったタグは何かも教えてください。
【リーチ数:5,000】
【保存数:200】
【使用タグ:#夏休み自由研究, #海の生き物観察, #Yumiの研究ノート, …】
AIはデータを分析し、次に狙うべきタグを絞り込んでくれます。これを繰り返すことで、自分のアカウントに最適化されたタグセットが完成します。
応用編:季節やイベントに合わせて変化させる
ハッシュタグは季節や流行に合わせて更新するのが効果的です。たとえば、
- 春:#お花見 #桜フォト #春コーデ
- 夏:#海水浴 #夏祭り #冷感グッズ
- 秋:#紅葉狩り #秋スイーツ #読書の秋
- 冬:#イルミネーション #クリスマスプレゼント #お正月準備
のように、季節キーワードを含めると検索されやすくなります。AIに「今の季節に合わせた人気ハッシュタグを教えて」と毎月聞くと、最新のタグが自動で手に入ります。
まとめ
AIを使えば、毎回のハッシュタグ探しがラクになり、最新のトレンドをキャッチしながら投稿できます。以下の6ステップを試してみましょう。
- AIツールを選んでログインする
- 投稿テーマに合ったキーワードを複数考える
- AIにトレンドタグを自動生成させる
- 人気度と具体性のバランスを見てタグを厳選
- キャプションの最後に見やすく配置
- インサイト結果をもとにAIで次回タグを再提案
これらを繰り返すことで、あなたの投稿がより多くの人に届き、発見されやすくなります。まずは10分程度の準備で始められるので、次の投稿からぜひAIによるハッシュタグ自動取得を活用してみてください!