Instagramを運用していると、「フォロワーが多いけど、反応がいまひとつ…」と感じることはありませんか?実は、フォロワーの中には“ライトユーザー”と“コアなファン”が混ざっており、後者こそがあなたの投稿を熱心に見てくれ宣伝効果も高い存在です。本記事では、高校生にもわかる言葉で、AIとデータ分析を使って“本当のファン”を見つける手順を紹介します。
なぜ「本当のファン」を見極める必要があるの?
- エンゲージメントを高める
ライトユーザーは「いいね」を1~2回押す程度ですが、コアなファンはコメントやDMで反応してくれます。彼らに優先的にコンテンツを届けると、全体の反応率がアップします。 - マーケティング効果の向上
コアなファンは商品を買ってくれたり、友達に紹介してくれたりする可能性が高いです。彼らの特徴を把握すれば、次の投稿や広告のターゲットを絞りやすくなります。 - コミュニティ形成
本当のファンを大切にすると、自然とファン同士のコミュニティができ、アクティブユーザー同士の交流が生まれます。
手順1:データを準備しよう
まずは、自分のアカウントからデータを集めます。Instagramインサイトや外部ツールを使い、以下の情報を取得しましょう。
- 投稿ごとのいいね数・コメント数
- ストーリーズの既読数・返信数
- DMのやり取り頻度
- 保存数(後で読むために保存された回数)
- リーチ数(投稿を見たユニークユーザー数)
これらのデータをExcelやGoogleスプレッドシートにまとめておくと、あとで分析しやすくなります。
手順2:重要な指標を決める
データがそろったら、コアファンを判断するための**指標(KPI)**を決めます。たとえば:
- コメント率:コメント数 ÷ リーチ数
- 保存率:保存数 ÷ インプレッション数
- ストーリーズ反応率:返信数 ÷ 既読数
- DM頻度:DM送信数 ÷ フォロワー総数
これらを「高い人ほどコアファン」とみなし、上位10~20%のフォロワーを“コア層”として扱います。
手順3:AIでフォロワーをグループ分け
膨大なデータを一人ひとり見ていくのは大変ですが、AIを活用すると自動で分析・グループ分けができます。
- ChatGPTなどのAIにデータ入力
先ほどの指標を使って、フォロワーごとの数値をテキスト形式でAIに渡します。 - 「上位10%」「中間60%」「下位30%」に分類
AIに「コメント率、保存率、DM頻度が高い順にフォロワーを3グループに分類してください」と指示すると、自動でグループ分け結果を返してくれます。 - 各グループの特徴を抽出
AIに「各グループの平均コメント率・保存率を教えて」「コア層の特徴をまとめて」と頼むと、各層の行動パターンがわかります。
こうして、自分のフォロワーがどのようなタイプに分かれるかが明確になります。
手順4:コアファンリストを活用する
コアファングループが決まったら、以下のように活用してみましょう。
- DMで感謝メッセージを送る
「いつもコメントありがとう!」と名前を入れてメッセージすると、さらに信頼が深まります。 - 限定コンテンツの先行公開
新商品や特別企画をコアファンに先に見せ、フィードバックをもらいましょう。 - アンケートや意見募集を依頼
ストーリーズやDMでコアファン向けに質問し、今後の投稿テーマを決める参考にします。
手順5:定期的に分析を繰り返す
フォロワーの行動は時間とともに変化します。1~2か月に一度、同じ手順でグループ分けをし直しましょう。
- 新しいデータを収集
- AIで再グループ分け
- コアファンリストを更新
- 活用プランも見直し
このサイクルを回すことで、常に最新のコアファン層に合わせた運用が可能になります。
まとめ
- データ収集:いいね・コメント・保存・DMなどをスプレッドシートにまとめる
- 指標設定:コメント率・保存率・DM頻度など、コアファンを判断するKPIを決める
- AIによるグループ分け:ChatGPTなどで3つのフォロワー層に自動分類
- コアファン活用:感謝メッセージや先行公開、意見募集などで関係を深める
- 定期分析:1~2か月ごとに手順を繰り返し、コア層を最新化
AIとデータを組み合わせることで、フォロワーの中から**“本当のファン”**を効率的に見つけ出し、より強いコミュニティを築くことができます。ぜひ今日から試してみてください!