Instagramのリールは、短い動画でフォロワーの目を引きつける強力な機能です。しかし「どんな動画が伸びやすいのか」が直感だけではつかみにくいですよね。そこで本記事では、AIを使って自分のリールと競合のリール両方のデータを集め、成功パターンを見える化する方法を、高校生でもわかる言葉で解説します。これを実践すると、「何を真似すればいいか」がはっきりわかり、再生回数や保存数がアップしやすくなります。
1. 伸びるリールのデータを集める
まずは、自分と競合のリールからデータを集めます。集めるべき主な指標は次の通りです。
- 再生回数：動画が何回再生されたか
- 保存数：何人が保存ボタンを押したか
- いいね数：何人がいいねを押したか
- 完了率：最後まで見た人の割合（インサイトで確認）
- 動画の長さ：秒数
- 使用音楽：曲名やトレンド音源かどうか
これらはInstagramアプリのインサイト機能で確認できるほか、外部ツール（例：Creator StudioやIngramer）を使うと、複数のリールをまとめてエクセルやスプレッドシートに出力できます。
2. データを整理してシートにまとめる
集めたデータは、まずスプレッドシートに整理しましょう。1行ずつリールのタイトルやURLを入れ、その横に「再生回数」「保存数」…「使用音楽」の列を作って数値を入力します。
たとえば：
- リールA：再生5,000、保存200、いいね300、完了率50%、長さ15秒、音楽「ポップ曲」
- リールB：再生8,000、保存500、いいね600、完了率60%、長さ30秒、音楽「流行曲」
…といった形で、10本〜20本程度のデータを集めるのが目安です。
3. ChatGPTに成功パターンを抽出してもらう
整理したデータをAIに読み込ませると、「どんな特徴が伸びているリールに共通しているか」を教えてくれます。以下のようなプロンプトで試してみましょう。
lessコードをコピーする以下は私のリール10本と競合リール10本のデータです。
・再生回数、保存数、いいね数、完了率、動画長さ（秒）、使用音楽の情報があります。
例：
リールA: 再生5000, 保存200, いいね300, 完了率50%, 長さ15, 音楽: ポップ曲
リールB: 再生8000, 保存500, いいね600, 完了率60%, 長さ30, 音楽: 流行曲
…（合計20件ほど）
このデータから、再生回数と保存数が高いリールに共通する「動画長さ」「完了率」「音楽の種類」を3つずつ教えてください。
AIは数秒で、たとえば…
- 動画長さは10～20秒が多い
- 完了率は50%以上
- 流行音源やポップなリズムが使われている
といった共通点を返してくれます。
4. 成功パターンを可視化する
AIが教えてくれた共通点を、自分用に見える化するとさらに分かりやすいです。たとえば:
- バーグラフ風イメージ：再生数上位のリールの長さ分布
- 円グラフ風イメージ：使用音楽の割合（流行曲 vs ノンストック曲）
- チェックリスト：完了率50%以上のリールタイトル一覧
これらは実際にグラフを描くのではなく、画面イメージや紙に手書きでメモしてもOK。AIに「上記共通点を元に、簡単なグラフの作り方を教えて」と聞くことで、誰でも手軽に図解できます。
5. 次のリール制作に活かす
共通点が明らかになったら、次のリール制作にすぐ活かします。
- 長さは15秒前後で編集
- 完了率を上げる仕掛け（冒頭3秒で面白い動きや文字を入れる）
- 流行音源を使うか、リズミカルなBGMを選ぶ
このルールをテンプレート化して、動画編集ソフトやスマホアプリで毎回使えるようにしておくと、成功確率が上がります。
6. 定期的に再分析してトレンドを追う
Instagramのトレンドやフォロワーの好みは常に変化します。月に1回程度、同じ手順でリールデータを更新し、再度AIに分析させましょう。新しい共通点が出てきたら、テンプレートや編集手順をアップデートします。こうすることで、常に最新の成功パターンを取り込み続けられます。
まとめ
- インサイトや外部ツールでリールの主要データを集める
- スプレッドシートに再生数・保存数・完了率・長さ・音楽を整理
- ChatGPTに共通点を抽出してもらう
- 成功パターンを可視化し、ルール化
- 次のリール制作に反映し、定期的に再分析
AIを使ったデータドリブンな分析を取り入れることで、伸びるリールの法則を自分のものにできます。ぜひ試してみて、あなたのリール再生数をグングン伸ばしてください！
